一週間ほど腑抜けのような毎日を送っていました、ぼちぼちこの世界に帰って来始めることができました、ハローアゲイン、どーも、Akito×Wonderfulです。
もうすでに一週間以上経ってしまいましたが、僕にとって大切なプロジェクトが終わりました。そう、こないだのワンマンライブ、『Sense of Wonder 5』です。
去年作った19曲の中から16曲をアレンジしてライブでやる!新曲のみで2ステージやる!と決めてフルアルバムまるまる、それくらいの量感でやりました。やり切りました。もう、ハーハーゼーゼーでしたが、、、。
つくづく、
曲とは子供みたいなもの。
家の中でゴソゴソ断片を作って歌詞とメロディが出会う。( 受精 )そして練習して発表( 出産 )。
さらに授乳して保育園いれて…。
今回のライブはさしずめ新曲たちみんなが保育所入って初めての運動会、てなライブでした。去年多産したものの、育てる余裕がなくて、ほったらかしになってた我が子( 新曲 )たち。いきなり運動会にこぎつけるのはなかなかの作業でした。
親としては彼等の行く末を案じ、でも先に生まれた子供たちの就職や大学入学式、ライブやら( なんのこっちゃ )で外へ出っぱなしで新生児たちはほったらかし状態が続いていました。
このままこのタイミングを逃し続けてはみんな息絶えてしまう…。強くそう感じていて、でも沢山の子供達、数名だけを選んで育てると、他の子らが死んでしまう。。。
そんな気持ちでエイヤっと持てる力を注ぎ込み、短期間でなんとか初の運動会と言うEVENTにまでこぎつけました。そりゃあもう、今まででもなかったくらい一生懸命に自分の曲たちと向き合い続けた毎日でした。
おかげで、新しい自分の音楽のビジョン。自分が予想したよりも
グッと、GOOD!( すんませんw )
形にすることができましたよ!w
去年悩んでいたこと。
なぜ、自分の曲作りのスタンスがこんなにバラバラなんだろう?
ピアノ、
ギター弾き語り、
バンドスタイル、
打ち込みスタイル。
みんな他のアーティストは一つか二つに絞ってるのに、自分は何故それでは我慢できないんだろう?
その答えも見つかりました。
それは…。
俺の好きな音楽が、弾き語りなのか?
NOです。
バンドなのか?
NOです。
打ち込み音楽なのか?
それもNOなんです。
正しくは全てYESなんです。全曲バンド、全曲弾き語り、全曲打ち込み。どれかに偏った音楽は俺の音楽の形ではないと知りました。
俺は好きなアルバム、思い返せば、全部のテイスト入ってるやつ、それが好きなんだなぁって。
打ち込みに絡む生サウンド。弾き語りに絡むバンド。いろんなスタイル、距離感で耳にアプローチする音楽、それがやりたいんだなぁって、ようやくわかったんです。
そして!それ全部を一つのコンサートで表現できた、僕にとって初めてのライブだったかもしれません。いや、前のアルバムリリースの時も似たようなライブはやったかもしれない…。
でも、まーとにかく、とにかく見つけたのです、自分の形を。
そして今回、特筆したいのはやはり、ダブルウイングシステムの本格稼働でしょう。
今までワンダフルシステムで千度ライブしてきて、このシステムの強み、しっかりと理解してるつもりです。いーいシステムなんです。たくさんのお客さんに楽しい時間を演出してきたこのスタイル。でも、限界も感じていました。
それはリズムのバラエティの限界。
クラブミュージックを愛する僕にとって僕が出せるリズムのバリエーション、それは無限であって欲しい。欲しいのはどこまでも踊り続けられる完璧な、盤石なリズム。カラフルなリズム。
でもワンダフルシステムでは、目分量で、大雑把にくくったリズム、数少ない効果音で彩ることしかできなかったんです。これでは大きな会場を揺らすことはできない。。。そう感じていました。
でも今回、ダブルウイングシステムの、とりわけ真ん中の輪っか、Zoom ARQと友達になれたこと、この光のリングと分かり合えたことにより飛躍的に僕のアレンジ能力、とりわけクラブミュージック的な音の作り方が上がった。と言う大きな収穫がありました。
今まで僕は、オーケストラの演奏、指揮者、そして歌。その全部をこなしてギリギリのパフォーマンスをひたすら回数やり続けることで何とかこなしてきました。
ある意味曲芸師のようなパフォーマンスやったかもしれません。
でもこれからはこの光のリングが指揮者で、演奏の大部分もこなしてくれるのです。いわゆるプログラミングというやつをようやく覚えたのです。
つまり僕はカッコいいソロや歌、ええとこだけかいつまんでパフォーマンスできる、ええように言えば解放された、悪く言えば仕事が減った形になります。下手したら両手開いてる状態で歌ったりということもあるんです。
カラオケに少し近づいたとも取れなくないかもしれない。。。
でも僕はきっとこの状況をより良いパフォーマンスに繋げられるという確信があるんです。
もうね、ワクワクしかないんです。
今回、急なオファーにも関わらず素晴らしい演奏で花を添えてくれたカホンの岩瀬 翔君、サックスのYO3こと松本陽平氏に大きな感謝を示したいです。本当にたくさんの要望に文句ひとつ言わず応えてくれて本当にありがとう☆
そして、最後になりましたが最初から最後まで静かに音楽を聴いて楽しんでくれたお客さん達、最大限の協力をしてくれた大きな輪、田村さんにも本当に感謝しています。ありがとう。
そしてこの長文最後まで読んでくれた方にも感謝を。音楽はあーだこーだ言葉で語るより、音で、ステージで答えを出すのみ。わかってはいますが、ブログで語るくらいええでしょw
これからまた一歩ずつマイミュージック、マイワールド、磨いて行きますのでどうぞ応援よろしくお願いします!!
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